Doblogのサーバダウンから学ぶリスク管理
- 2009 02/17 (Tue)
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NTTデータが運営するブログサービス「Doblog」で、記事の投稿・閲覧ができない障害が発生し、1週間以上サービスを停止しています。
Doblog編集部からのお知らせ
データベースサーバだけでなく、バックアップサーバのハードディスクにも障害が発生したらしく、
復旧の目処がたってないようです。
このようなニュースは、Doblogを利用していないから関係ないと言うことではなく、
我々トレーダーが抱えているリスクを再考するきっかけになります。
Doblog編集部からのお知らせ
データベースサーバだけでなく、バックアップサーバのハードディスクにも障害が発生したらしく、
復旧の目処がたってないようです。
このようなニュースは、Doblogを利用していないから関係ないと言うことではなく、
我々トレーダーが抱えているリスクを再考するきっかけになります。
投資で資産を増やすために絶対欠かせないのは、リスク管理です。
FXにおけるリスクと言っても、為替変動リスク、金利変動リスク、ロスカットリスク、業者の信用リスク、流動性リスクなど多種多様で、それぞれにできる限り対策を練っておかなければなりません。
今回のニュースで考えなければならないのは、決済リスク(何らかに理由により資金決済が出来なくなり、それに伴って損害を被る可能性)です。
(その中でも事務的なミスやシステム障害などによって決済が困難となるオペレーショナル・リスクに分類される)
例えば現在取引している業者のサーバが、今回のDoblogのように何日もダウンしてしまったら・・・。
保有しているポジションを決済したくてもできず、どんどん損失が膨らんでいくのを指をくわえて見ているしかない状況は、想像しただけでも恐ろしいです。
では、具体的にどういった対策を採れば良いでしょう?
対策1 : ストップロス注文を入れておく
何日間もサーバがダウンすることは稀ですが、短時間サーバに繋がらないようなことは頻繁に起こります。トレードスタイルにもよりますが、万一に備えておく必要はあります。
対策2 : 最低2社、できれば3社以上の業者に口座を持つ
リスク管理の基本は分散です。一つの口座でポジションが決済できない場合、他の業者でその注文の反対売買を行うことで、リスクを限定できます。
業者を分けても、採用している取引システムが同じ場合、意味を成さないこともあります。
業者選定の際に調べておくことが理想的です。
対策3 : インターネットプロバイダーも2社以上と契約する
インターネットの接続環境により、取引が出来なくなることもよく起こります。
特にシステムトレードで24時間自動売買を行うならば、あらゆるリスクに敏感でなければならないでしょう。
リスク管理に優れているお勧めFX業者
★マネースクエアジャパン★M2J【~3/31】毎日チャンスキャンペーン
預け入れ証拠金(円資金以外の外貨を含む)、外貨ポジション(時価で)、含み益からスワップポイント収益にいたるまですべて信託財産として保全される脅威のスキームで投資家の資産を守っています。
それにしても、Doblogを運営するNTTデータはお粗末過ぎます。
官公庁・金融向けシステム開発など、日本の基盤となるシステムを構築してきた会社がこの有様では情けない。
そりゃ年金データとかどこかにいってしまうわけだ。
頼むよ全く。
Doblogは金融関係の優良なブログが多くあり、このブログのLinkで紹介している
素晴らしいブログの中にもいくつか該当します。
一日も早い復旧を心より願っております。
おまけ
NTTデータの主なサービス
金融・決済関連
* 全国銀行データ通信システム(全銀システム) - 内国為替取引システム
* 日本銀行金融ネットワークシステム(日銀ネット) - 外国為替取引システム
* 都銀キャッシュサービス(BANCS) - 都市銀行ATM/CDの相互接続ネットワーク
* 全国地方銀行協会システム(ACS) - 地方銀行ATM/CDの相互接続ネットワーク
* 統合ATMスイッチングサービス - MICSに採用されている金融機関取り引きシステム
* 共同利用型クレジットオンラインシステム(CAFIS) - クレジット情報ネットワーク
* 郵便貯金システム - 世界最大級のシステムと称される郵便貯金ネットワーク
* NTTデータ地銀共同センター - 汎用パッケージBeSTAによる勘定系システム
* ANSER - 電話・インターネット等による顧客からのアクセスを金融機関の基幹システムに相互接続するシステム
* マルチペイメントネットワーク - Pay-easyの項目を参照
* DCMX - NTTドコモが提供するおサイフケータイのクレジットサービス提供ゲートウェイシステム
* VALUX - 次世代バンキングサービス
公共・官公庁関連
開発費に対する対価ではなく、その後の[データ通信設備サービス料]で利益をあげるビジネスモデルを起用。
* ADAMS(アダムス) - 官庁会計事務データ通信システム
* 気象庁地域気象観測データ通信システム(アメダス) - 日本国内の地域気象観測システム
* 広域災害救急医療情報システム - 災害発生時の医療機関稼動状況や災害医療情報の情報共有システム
* 貨物通関情報処理システム(NACCS) - 通関及び輸入の際の物流・関税納付等手続き管理システム
* 社会保険システム - 全国の社会保険事務所を結ぶネットワークシステム
* 労働省システム - 厚生労働省と公共職業安定所、労働基準監督署などを結ぶネットワークシステム
* 航空路レーダー情報処理システム - 航空管制システム
* MOTAS - 自動車登録検査システム
* 住民基本台帳ネットワークシステム - 住民基本台帳の基盤システム。NTTデータ他3社との共同受注
* FairCast - 「子ども安全連絡網」提供サービス
法人関連・その他
現在法人分野では積極的なM&A戦略による海外企業買収と、国内法人システム系子会社との合弁会社設立を行っている。
* 東京証券取引所情報系システム統合基盤 - 同取引所の6つに機能分割されている情報系システムを統合する基盤システム
* PAT - JRAの在宅勝ち馬投票システム
* 京都議定書国別登録簿システム - 京都メカニズムに基づいた排出量取引システム
* エコロジーエクスプレス - 環境情報トータル提供ソリューション
* クリエイティブヘルス三健人 - 企業の健康保険組合員向けヘルスケア情報提供ソリューション(参考:健康保険法改正)
* GEOPLATS - 道路交通情報通信システムとの情報連携に対応した地理情報システム
* VANADIS - オフィスIT基盤トータルソリューション
* VOISTAGE - CTI/CRMソリューション
* ICカード・モバイル決済ソリューション - 電子マネー決済、ポイント管理システム
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FXにおけるリスクと言っても、為替変動リスク、金利変動リスク、ロスカットリスク、業者の信用リスク、流動性リスクなど多種多様で、それぞれにできる限り対策を練っておかなければなりません。
今回のニュースで考えなければならないのは、決済リスク(何らかに理由により資金決済が出来なくなり、それに伴って損害を被る可能性)です。
(その中でも事務的なミスやシステム障害などによって決済が困難となるオペレーショナル・リスクに分類される)
例えば現在取引している業者のサーバが、今回のDoblogのように何日もダウンしてしまったら・・・。
保有しているポジションを決済したくてもできず、どんどん損失が膨らんでいくのを指をくわえて見ているしかない状況は、想像しただけでも恐ろしいです。
では、具体的にどういった対策を採れば良いでしょう?
対策1 : ストップロス注文を入れておく
何日間もサーバがダウンすることは稀ですが、短時間サーバに繋がらないようなことは頻繁に起こります。トレードスタイルにもよりますが、万一に備えておく必要はあります。
対策2 : 最低2社、できれば3社以上の業者に口座を持つ
リスク管理の基本は分散です。一つの口座でポジションが決済できない場合、他の業者でその注文の反対売買を行うことで、リスクを限定できます。
業者を分けても、採用している取引システムが同じ場合、意味を成さないこともあります。
業者選定の際に調べておくことが理想的です。
対策3 : インターネットプロバイダーも2社以上と契約する
インターネットの接続環境により、取引が出来なくなることもよく起こります。
特にシステムトレードで24時間自動売買を行うならば、あらゆるリスクに敏感でなければならないでしょう。
リスク管理に優れているお勧めFX業者
★マネースクエアジャパン★M2J【~3/31】毎日チャンスキャンペーン
預け入れ証拠金(円資金以外の外貨を含む)、外貨ポジション(時価で)、含み益からスワップポイント収益にいたるまですべて信託財産として保全される脅威のスキームで投資家の資産を守っています。
それにしても、Doblogを運営するNTTデータはお粗末過ぎます。
官公庁・金融向けシステム開発など、日本の基盤となるシステムを構築してきた会社がこの有様では情けない。
そりゃ年金データとかどこかにいってしまうわけだ。
頼むよ全く。
Doblogは金融関係の優良なブログが多くあり、このブログのLinkで紹介している
素晴らしいブログの中にもいくつか該当します。
一日も早い復旧を心より願っております。
おまけ
NTTデータの主なサービス
金融・決済関連
* 全国銀行データ通信システム(全銀システム) - 内国為替取引システム
* 日本銀行金融ネットワークシステム(日銀ネット) - 外国為替取引システム
* 都銀キャッシュサービス(BANCS) - 都市銀行ATM/CDの相互接続ネットワーク
* 全国地方銀行協会システム(ACS) - 地方銀行ATM/CDの相互接続ネットワーク
* 統合ATMスイッチングサービス - MICSに採用されている金融機関取り引きシステム
* 共同利用型クレジットオンラインシステム(CAFIS) - クレジット情報ネットワーク
* 郵便貯金システム - 世界最大級のシステムと称される郵便貯金ネットワーク
* NTTデータ地銀共同センター - 汎用パッケージBeSTAによる勘定系システム
* ANSER - 電話・インターネット等による顧客からのアクセスを金融機関の基幹システムに相互接続するシステム
* マルチペイメントネットワーク - Pay-easyの項目を参照
* DCMX - NTTドコモが提供するおサイフケータイのクレジットサービス提供ゲートウェイシステム
* VALUX - 次世代バンキングサービス
公共・官公庁関連
開発費に対する対価ではなく、その後の[データ通信設備サービス料]で利益をあげるビジネスモデルを起用。
* ADAMS(アダムス) - 官庁会計事務データ通信システム
* 気象庁地域気象観測データ通信システム(アメダス) - 日本国内の地域気象観測システム
* 広域災害救急医療情報システム - 災害発生時の医療機関稼動状況や災害医療情報の情報共有システム
* 貨物通関情報処理システム(NACCS) - 通関及び輸入の際の物流・関税納付等手続き管理システム
* 社会保険システム - 全国の社会保険事務所を結ぶネットワークシステム
* 労働省システム - 厚生労働省と公共職業安定所、労働基準監督署などを結ぶネットワークシステム
* 航空路レーダー情報処理システム - 航空管制システム
* MOTAS - 自動車登録検査システム
* 住民基本台帳ネットワークシステム - 住民基本台帳の基盤システム。NTTデータ他3社との共同受注
* FairCast - 「子ども安全連絡網」提供サービス
法人関連・その他
現在法人分野では積極的なM&A戦略による海外企業買収と、国内法人システム系子会社との合弁会社設立を行っている。
* 東京証券取引所情報系システム統合基盤 - 同取引所の6つに機能分割されている情報系システムを統合する基盤システム
* PAT - JRAの在宅勝ち馬投票システム
* 京都議定書国別登録簿システム - 京都メカニズムに基づいた排出量取引システム
* エコロジーエクスプレス - 環境情報トータル提供ソリューション
* クリエイティブヘルス三健人 - 企業の健康保険組合員向けヘルスケア情報提供ソリューション(参考:健康保険法改正)
* GEOPLATS - 道路交通情報通信システムとの情報連携に対応した地理情報システム
* VANADIS - オフィスIT基盤トータルソリューション
* VOISTAGE - CTI/CRMソリューション
* ICカード・モバイル決済ソリューション - 電子マネー決済、ポイント管理システム
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