レクセム証券終了【FX】システムトレードするならMetaTraderでしょ

今年の2月に社名を変更し、再スタートを切ったレクセム証券（旧121証券）ですが、FX業務を終了することになったようです。

レクセム証券　プレスリリース

レクセム証券は、2012年9月5日に新規口座開設の受付を停止。

翌日2012年9月6日に、店頭外国為替保証金取引（FX取引）の業務終了を発表いたしました。

6月末の自己資本規制比率

今年の2月に業務を再開した時点での自己資本規制比率は、増資の甲斐もあって200%を超えていました。

しかし6月末の時点では、ご覧のように約160%まで落ちています。

9月に入って急遽一連の発表が行われたことから、8月末の数字はさらに酷いことになっている可能性が高そうです。

昨年行政処分を受けた後、社名も変更して心機一転スタートしたレクセム証券でしたが、やはり一度失ってしまった信用は、簡単には戻らなかったという事でしょう。

システムトレード業界も新たな時代に突入

ODL Japan（現FXCMジャパン証券）に続き、国内2番目のMT4採用業者として、業界の歴史を（いい意味でも悪い意味でも）牽引してきたレクセム証券（旧121証券）でしたが、さすがに今度こそ本当の終了でしょう。

しかし現在では、急激なMT4利用者の増加に伴い、国内のMT4採用業者もかなり増えてきました。

選択肢が増えたことで、いい意味での競争原理が働き、業者の質や取引環境もかなり向上してきています。
（まだまだ課題も多いですが・・・）

さらにMirror Traderのような新たなサービスも普及が進み、システムトレードの認知度事態が、数年前とは比較できないほど高まってきています。

認知度や利用者が増えてきたことにより、行政が投資家保護の観点から、規制を強化する傾向も見受けられますが、時勢を十分考慮し、この業界が一般の投資家にとっても優良な選択肢の一つになるよう、しっかりと育てていってもらいたいと切に願います。

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