MTP(Manage Take Profit)の使い方(2)
- 2010 03/21 (Sun)
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MTP_1.7の使用方法
以前の記事で、MTP(Manage Take Profit)の機能やパラメータ等ついて説明してきました。
しかし、文章の説明では伝え辛い点も多いので、今回は実際にMTP_1.7の使用例を用いて、使い方を解説しようと思います。
MTPに関する以前の記事↓
決済までのシナリオを設定
まずはポジションをどのように管理するのか、MTP_1.7を使った決済までのシナリオを設定します。
本来は決済までに長時間必要な、大きな値幅を狙った取引で使用した方が重宝するのですが、今回は使用方法の説明のためなので、小さな値幅で細かく決済していきます。
利確(pips)シナリオ
+5、+10、+15、+25(前の利確値+10)、+35(前の利確値+10) で0.1ロットずつ決済
損切り(pips)シナリオ
最大 -30
設定ターゲットに達するごとに -5、+1、+5、に引き上げ、その後トレイリングストップ(15)作動
パラメータは以下のようになります。
First_TP 5
Second_TP 10
Third_TP 15
TP_Increment 10
Close_Lots 0.1
Close_Method 1
First_Stop_Target 10
First_Stop -5
Second_Stop_Target 15
Second_Stop 1
Third_Stop_Target 20
Third_Stop 5
Trail_Stop_By 15
Max_Loss 30
Alert_Sound true
Alert_Email false
Magic_Number 0
パラメータを入力したら設定を保存します。
MTP_1.7を使って実際に取引開始
フォレックス・ドットコムMT4のデモ口座を使用して説明します。
GBPUSDを1.5260で0.5lotの買いポジションを持ちました。
(1)MTP_1.7を先程保存した設定で稼動させます。

設定の内容はチャートの左上に表示されます。
(画像はクリックすると拡大表示されます)
(2)First_TPに到達、0.1lot利確

slippageのため、+7pipsで利確されています。
(3)Second_TPに到達、0.1lot利確

First_Stop_Targetにも同時に到達しているので、損切り値が買値-5に再設定されてます。
(4)Third_TPに到達、0.1lot利確

Second_Stop_Targetにも同時に到達、損切り値が買値+1に再設定。
(5)Third_Stop_Targetに到達、損切り値が買値+5に再設定

最後のStop_Targetに到達したので、トレイリングストップ機能が作動します。
チャート上のTSL Triggerが、OffからOnにかわっています。
(6)TP_Increment=10なので、前の利確値+10pipsで0.1lot利確

損切り値は買値+5のままで再設定されていませんが、トレイリングストップ機能は作動しています。
現在の損切り値はチャート上のCurr SLに表示されている値になります。
(7)TP_Increment=10なので、前の利確値+10pipsで0.1lot利確

以上で全てのポジションが決済されました。
細かい値動きには反応が遅れてしまうことがあるので、短期売買での使用には注意が必要ですね。
最後は必ずMTP_1.7をチャートから削除しましょう。
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エコトレFX
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